“便利グッズの祭典”で新商品探し 料理道具のプロ仕入れ密着 外国人バイヤーも感激【Jの追跡】【スーパーJチャンネル】(2025年3月8日)

新商品

2月に開催された日本最大級のグッズの祭典「ギフト・ショー」。かっぱ橋の名物社長・かっぱ橋「飯田屋」飯田結太社長の新商品仕入れに独占密着。さらに、「いくわよ」でおなじみの伝説の実演販売士・レジェンド松下さんが暮らしを便利にする新商品を発掘!そんなグッズの祭典で2人が「おもしろい!」絶賛したのは、来月発売予定のありそうでなかった超ニッチなアイテムでした。

■「かっぱ橋」名物社長が新商品探し

2月に開催されたのは、初出しアイデア便利グッズの巨大展示会。国内外から2700社以上のメーカーが集まり、新商品をお披露目する日本最大級の国際見本市です。

折り畳めるほどの柔軟性を持ちながら、クギが刺さっても貫通しない防災シューズや、押しても引いても千切りができる爆速スライサーなど、さまざまなジャンルのグッズが盛りだくさん!

大手百貨店 マーケティング担当
「カタログや商品の展示だけだとモノの姿しか見えてこない。どういう思いを込めて作ったかを知ると自分でも感動を得られる」

新商品の発掘に、世界中からバイヤーが集います。そこには、番組でおなじみのあの人の姿もありました。

飯田社長
「お客を喜ばせる商品がきっとあるはずなので楽しみ」

ご存じ、東京・かっぱ橋にある老舗料理道具店の6代目、飯田結太社長。お客のあらゆる困りごとを解決したいと、飯田社長の店には8500点以上の料理道具をそろえています。そんな飯田社長が飛びつくのは、一体どんな新商品なのでしょうか?

■「客の喜ぶ顔が見える」便利なキッチングッズ

飯田社長
「これなんだ?」

早速、気になるものを発見!

飯田社長
「誰しもが洗っている時にあの困りごとを経験したはず。これ画期的だな」

みなさん、おたまを洗う時、水が跳ねてキッチンに飛び散ったことありますよね?この進化系おたまなら、その困りごとを解決。水が飛び散りません。同じ水の勢いでも水が跳ねないんです。でも、一体なんで…?

ヒミツは調味料の計量目盛りとして使えるおたまにある小さな山。これが水の勢いを抑え、跳ねにくくさせているんです。

飯田社長
「これってもう国内発売も?」

メーカー担当者
「4月、5月くらいになるかなと」

飯田社長
「ぜひ飯田屋にも声掛けてください。お客さまが喜んでいる顔が想像できる」

そう、飯田社長のこだわりは、お客の喜ぶ顔が見えること!

飯田社長
「これ待っていた。中にバターを入れて回すとニュルニュルと麺みたいに出てくる。(約10年前に)大人気だった便利グッズ。糸状なのでトーストとか熱いものに乗せた時に伸びやすい」

バターをふんわり糸状にカットできる便利グッズ。海外メーカーから輸入できなくなり、一時廃番になっていたとか。

飯田社長
「サイズ小さくなった?」

メーカー担当者
「コンパクトタイプとメインと2つご用意」

飯田社長
「サイズ増えた!」

さらに!

飯田社長
「これなんですか?」

メーカー担当者
「包丁とまな板を一緒にしている。まな板を使わずに、そのまま食材を直接鍋に入れられる」

飯田社長
「おもしろい」

まな板と包丁が合体して、キッチンバサミスタイルに。包丁のキレ味を持つので、ハサミでは切りにくいニンジンなどの硬い食材もサクサク切れちゃうんです。

さらにさらに!

飯田社長
「おろし金界のベンツ。ダイコンがものすごくふわふわになる」

とにかくダイコンがふわふわにおろせる究極のおろし金。食材をつぶさずに繊維を断ち切る鋭い刃がポイントです。

飯田社長
「これにハマる(薄切り)スライサーはない?」
「あ!あった!」

究極のおろし金に付け替えられる、専用スライサーを発見。かゆいところに手が届く便利グッズメーカーが、人気商品をさらに進化させました。

飯田社長
「2層になっている片手鍋?このサイズ感はなかった」

同時に2つの調理を可能とするダブル調理片手鍋です。

飯田社長
「飯田家って子ども4人いる。絶対的に(カレーは)甘口にせざるを得ない。僕は辛口が大好きなので、激辛が本当は食べたい。こっちで甘口、こっちで激辛もできる。これ画期的!」

■「伝説の実演販売士」イチオシは?

この巨大展示会には、通販番組でおなじみのあの人もいました。ご存じ、レジェンド松下さんです。

通販番組で一日に2億円を売り上げた、伝説の実演販売士。そんなレジェンドさんが今回実演するのは、一見すると普通のクッションですが…。

松下さん
「今回めちゃくちゃ評判が良いのが、ヒップフィッターという商品。クッションはどうしてもやわらかいと沈みすぎちゃう。飛び跳ねるように座っても(お尻が)底に当たらない。踏んでも踏んでも当たらない。長時間座っても生卵が割れない」

男性
「買います」

松下さん
「ありがとうございます」

鮮やか!一方で、そんな「販売のプロ」も、新商品の情報収集は欠かしません。

松下さん
「おもしろい商品があるので、見に行きましょう」

そんな「販売のプロ」をうならせた新商品は?

松下さん
「一番長く伸ばしてみてください。めちゃくちゃ長くないですか!?ハンガーは長いものでも途中まで…肩に線ができる。そういうのもキレイにスーッと伸びる。いろいろある中で、こんな長いのは見たことない」

セーターを干した時、その重みでハンガーの跡がついてしまうことも…。なんとこちらは、首から袖口まで最大82センチに伸びる伸縮ハンガー。型崩れしやすい肩や肘が、袖口までシャキッと干せるんです。

メーカー担当者
「平干しもしなくて良い」

松下さん
「ニット系とか大きいもの、ぜひかけてみてください!」

さらに…。

松下さん
「今、日本の良いものとして世界に注目されている。傘」

一見普通の傘ですが、知れば誰もが驚く、ワザありの傘なんです。

松下さん
「ここ見ておいてください。広げていくと…分かります?傘の生地がニョキニョキって出るの分かります?差すと折り畳み傘じゃなくて普通の傘のサイズになる」

こちらは、持ち歩きに便利なコンパクトな傘ですが、長い傘の使いやすさも兼ね備えたトランスフォーム傘。さらに、このグッズの特筆すべきポイントはもう一つあります。

松下さん
「なにげに良いのが風。普通は風が吹くとバーッて折れたりする。でもここから風が抜けていく。コンパクトだし、機能性もあるし、今までなかった耐風」

生地の切れ目から風が抜けるので、傘がひっくり返りにくいんだとか。

松下さん
「たぶん世界中探してもない。まさにメイド・イン・ジャパン。日本のもの作りの力。スゴい!ほら!めっちゃ出てくる!」

■外国人バイヤーがほれ込んだものは?

そう、メイド・イン・ジャパンのワザに、外国人バイヤーも感激!「日本の弁当箱」について、このように話しました。

アメリカから来たバイヤー
「丁寧な作りで、アラスカでは見たことない。動物デザインは他にないから目を引いた」

2日連続でこのイベントを訪れているというスイス人バイヤーはこう話します。

スイスから来たバイヤー
「スイスに帰ったら、すぐに仕入れ交渉のメールを送る」

見つけた瞬間にほれ込んだというのが、ビーズで作る盆栽キットです。

スイスから来たバイヤー
「こんなに小さいのに、とってもステキ。日本の季節やライフスタイルを体験できる。これは一番の出会いだったわ」

■こだわりの二刀流ブラシや意外な炊飯器

一方、飯田社長がこの展示会で新商品を探し始めて、4時間半…。

飯田社長
「時間が差し迫っているので、次行きましょう」

できるだけたくさんの新商品に出会うべく、別の展示会へのハシゴは当たり前です。

飯田社長
「こんにちは」

メーカー担当者
「斜めカットしたブラシでいろいろな所で使える。ひどい汚れをこすりたい時は後ろを使ってください。時代は二刀流ですから」

目をつけたのは、まっすぐカットと斜めカットの二刀流ブラシ。ゴボウの皮むきや、洗剤をつけてフライパンや食器洗いに使えるのはもちろん。

メーカー担当者
「カレーの後は最高」

飯田社長
「カレーの後に?」

メーカー担当者
「スポンジのギトギト感…先にこれで予洗いする。スポンジも長持ちするし、時代はハイブリッドなので併用する方も」

飯田社長
「良いですね、これ」

ブラシの最大のウリは、斜めに切られたこの角度です。

飯田社長
「まっすぐカットは今までもあった。フライパンに合わせたらフィット感が違う」

メーカー担当者
「1度ずつ変えていった」

飯田社長
「えぇ!?1度ずつ!?」

メーカー担当者
「47~48度が一番良かった」
「いろんな調理器具に合わせてみてください。だいたい合います」

飯田社長の心をがっちりつかんだのは、洗いやすさを追求した角度へのこだわりです。

 さらに、米どころ・新潟のメーカーから、意外な炊飯器が登場しました。

メーカー担当者
「蒸気で炊き上げるご飯鍋」

飯田社長
「蒸気…?」

メーカー担当者
「内鍋にお米とお水、外鍋に蒸気用の水を張って炊く。この穴から蒸気が入って、ご飯をおいしく炊いてくれる」

飯田社長
「蒸気…?」

それが先月発売されたばかりの、スチーム炊飯鍋「ライスクッカーデュオ」。スチームでじっくりお米に熱を加えることで、土鍋で炊いたようなふんわり甘い炊きあがりに。さらに、フタをずらせば、そのまま米研ぎと水切りができるので、手を濡らさずに準備完了!

飯田社長
「土鍋で炊いた場合は蒸気口から水があふれ出る。この商品は蒸気しか上がらないのでコンロ周りが汚れていない」
「オープン!粒がしっかり立っている!こんなに炊けます!?蒸気って」

では、スチームで炊いたご飯はどんな“味”なのでしょうか?

飯田社長
「うまっ!めちゃめちゃうまみ出ている。良いご飯鍋はご飯の粒感・うまみを感じられる。ヘタな土鍋よりおいしい。これ絶対に飯田屋で仕入れます」

■2人のプロ絶賛 奇想天外な最新グッズ

料理道具のプロ・飯田社長と販売のプロ・レジェンド松下さんが新商品を探した巨大展示会。

松下さん
「これおもしろい!」

飯田社長
「これおもしろい!」

偶然にも、2人が口をそろえて絶賛したのは、あるヒットメーカーが開発した奇想天外な最新グッズでした。

飯田社長
「全国の料理道具屋がド変態企業と認めるスゴい会社。とんでもない商品を開発してくるのでおなじみのメーカー」

メーカー担当者
「ありがとうございます」

飯田社長
「今回もスゴい」

メーカー担当者
「攻めてみました」

攻めた新商品を開発したのが、新潟県の曙産業。のり専用のシュレッダーや、キャベツを一発でみじん切りにする専用スライサーなど、唯一無二のアイテムを次々と世に送り出してきたアイデア便利グッズメーカーです。

そんなメーカーの新商品が、コチラ。

松下さん
「ベビーチーズあるじゃないですか。
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